カラオケ
夏休み。 長男と三男が帰ってきた笹島家は
スペシャルな夏休みを過ごす!という企画を
とにかく遂行する事に!
8/15は①宮城の海で海水浴➡②カラオケ
①の海水浴では大きな男子たちが
宮城ののんびりした海でそれなりにはしゃぎ、帰りにラーメン屋に寄り、3人とも替え玉を頼み、無時遂行!
その帰りの車で
母「今日の夜のカラオケで何歌おうかな~」
次男「どうせ昔の歌でしょ?松田聖子とか」
母「・・・。」
確かに 全然カラオケに行ってないし、カラオケはお付き合いで行くものとして捉えていて、自分が楽しむものとしていなかった。自分が歌を歌って楽しむものという感覚がなくなっていた。
最近の歌。というだけで、降りてしまっている私を自覚している。
でもうちの3兄弟たちは違う
まさに今、中学生~大学生の3兄弟は最新の歌を聴き そしてめちゃめちゃ感化されている!
いろんな考え方や感覚も音楽に導かれたりもしている。
家の中でも 三人それぞれがイヤホン付けて それぞれの音楽にノリノリになっていたり歌いだしたり。 誰かが歌っていると 一緒に歌い始めたり。
青森から帰ってきた三男のスマホをBlueetoothで車につなぐと
「え?こんな曲にはまっているの?!」とビックリばかり!
レゲエ?ラップ?その歌の歌詞とかに普段触れないカルチャーに遭遇するみたい!
今年の笹島家の夏休みのミッションの一つが
「カラオケを家族で楽しみきる」のであれば
やはり私もみんなが聴いてノレる♪上がる歌を歌いたい!
と、いうことで
海水浴の帰りの車で母は決意表明!
母「お母さん、カラオケまでの3時間で 若い子もノレる歌を仕上げる!」
三兄弟「おおお!」
次男にレクチャーを受けながら選んだのが
YOASOBIの「群青」
断片的に聴いたこともあるし みんながノレるし 歌えたらかっこいいから✨
まずは家に帰り、水着などを洗ったり干したり家の事をやりながらイヤホンで初めて曲全体を聴く。
あ・・・む、難しい・・・かも💦
いや、何度も聴けばなんとかなる!・・・かも💦
カラオケまであと2時間
とにかく52歳の母はYOASOBIの【群青】を仕上げるためにやりきる!
歌詞の全体をパソコンで調べて•••
な!長い💦言葉数の多さにびっくり‼️
音楽を聴きながら初めて【群青】の歌詞をしっかり読ませてもらった。
え・・・心が動いた。
と、いうより同じじゃないか! と共感した。
「知らず知らず隠していた
本当の気持ち響かせてよ ほら!
見ないフリしていても 確かにそこにある」
何歳だって本当に好きなものをやりたい!
チャレンジしたい事に向き合ったり
宣言したり
一歩踏み出すことは怖いはず。
だって保証はないし、「才能ない」ということを知らしめられるかもしれないし
でもその不安をかき消すためには 何回も 何回も積み上げて行くしかなくて
それが自分の礎になっていくに違いない!
私もそう自分に言い聞かしてきたのだ。
私は木馬リボンの美しいコードに魅了されこれをアクセサリーに仕上げたい!という気持ちは間違いなく心からわいてきたけど、実際に台紙に乗せて、値段を付けて ディスプレーして お客様に直に見てもらうことが 本当に怖かった。
「何?これ?変なの!」
って言われるんじゃないかって 怖かった。
自分を否定されるような気持ちになるのが怖かった。
でも それでもいい!
私の心にしたがって 馬鹿になって 私の好きをさらけだしてみよう!
そう言い聞かして 初めてのイベントに出店したのを覚えている。
思いがけず 【群青】という歌に
私は自分や生徒様たちの
「ソォゥオンコードアクセサリーが好き」を重ねてカラオケ練習に励むことになった。
すごく すごく 胸が熱くなって
心からうまく歌えるようになりたい!と思った
歌詞をプリントアウトして自分なりの赤を入れて
それを見ながら原曲と合わせて、何度かハミングする。
それから カラオケバージョンを聴きながら声を出してみる。
サビのところだけ なんとか歌えるようになってきた。
とにかく集中して 【群青】できるとこまでやりきる!
この2時間を言い訳にしない
この2時間を自分の次ステージにつなげる!
時間になり、いざ!近所のカラオケに家族でゴー!
カラオケ慣れしている長男に導かれてルームに。
そして 母は【群青】を入れて、実際にマイクを持って歌う。
あ、、あれ💦
声がうまくでない💦
あ、あああ、しかもうまく合わせられない💦
難しい‼!! しかも高い!キーが家で歌っているときより高く感じて
いわゆる おばさん裏声でしか歌えない💦
サビのところは何とか合わせられたけど
Aメロ Bメロが全然音程もリズムが取れず💦
チーーーーーーーーン。
現実を知る。
52歳の母の2時間の【群青】仕上げの現実。
つまり 課題がまだまだたくさんあると
自覚させられたのだ。
のどが若いころと違う事
肺活量が足りない事
もう 口が回っていない事
音程やリズムだけでなくて
私がノリノリで【群青】を歌って みんなが盛り上がるまでに
たくさん課題があることを
実際にカラオケでマイクをもって
人前で歌うことでわからせられたのだ。
【群青】を歌える事を頑張ったって
1円にもならないけど
これが歌えている自分を想像したら
やっぱり もっと練習してうまくなりたい!と
間違いなく私の心が言った。
だって、このままで終わったら悔しい・・・
こんなに素晴らしい歌なんだもん
何歳になっても
みんなの前で【群青】を歌いたい!
だから 母は引き続き 練習する!
冬にまた笹島家のみんなが集まったら
カラオケに行くだろう
いや、私が予約してでも家族でカラオケに行こう!
伸びしろがある52歳は 必ず夏よりかっこいい【群青】を披露する!
このブログに書くこと自体、自分を追い込む理由にする。
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