出すしかない!(考え方をかえてみたシリーズ)

子育て
ある意味、絶対忘れられないメモリアルな衝撃シーン

 

今までいろんな事があったけど

考え方を変えたらものすごく楽になった事ばかりだ

 

事態は何も変わっていなくても  考え方や意識を変えるだけ!

 

 

人はそれを覚悟というかもしれない

 

覚悟というとかっこいいけど   要は腹をくくるということ

 

とにかく「やるしかない」という場面を何度も通過すると

腹をくくることは考え方を変えれば良いことなのだと気付いた

 

 

私の母親は4人の娘を産んだ

肝っ玉母ちゃんという感じではないけれど

自宅で自営の仕事の事務と家事をこなし

大体「お帰り!」と学校から帰ってくる私たちを迎えてくれた

 

小学生のころの私にとってそれが当たり前

でも今になって、その安心感から

いろんな事をチャレンジする基盤が出来ていたような気がする

 

凄い人だ!と心から尊敬したのは自分が妊娠した時

 

妊娠中のかったるさや不安みんな経験すると思う

自分のからだの中にもう一つ心臓がある!人がいる!?

赤ちゃんがお腹にいて出産する

保健の教科書でも習ったけど

実際にそれを体感すると感激と不安がまぜこぜになるはず

 

多分おおくのお母さんが  実際に一人目を産むまでは分娩への恐怖でたまらなくなるはず

 

「鼻からスイカを出すイメージ」

「ノギスで腰をガンガンたたかれる感じ」

「男性だと耐えられない痛み」

さらに「急遽、お腹を切って赤ちゃんを出すことにもある」

「赤ちゃんの出口を拡げるために会陰にわざと切り込みを入れて、その後縫う」

 

ぎゃぁぁぁ‼‼聞いただけで身体が痛くなるような   ネガティブな情報ばかり

 

どんどん大きくなる自分のお腹と恐怖に   どうしていいかわからなくなった

 

その度に 外を見て たくさんの人たちを見て

人の数だけ出産があったのなら 私にもできる!できる!と何度も言い聞かした

 

 

臨月になり 初めての出産前に 母親のところに行き 出産のへの不安を吐露した

 

「大丈夫よ!暢子ならちゃんと産めるわよ」

と優しく元気づけてくれると

もしかしたらどこかで 期待していたのかもしれない

 

が!うちの母親の言葉は

「じゃあ、ずっとお腹に入れておくの?」

「え!?いや。。。」

「じゃあ、出すしかないでしょ!」

 

・・・そうだ!

大きくパンパンのお腹 お風呂もトイレも大変で 

自分の足が見えないようなこの体系で ずっといるなんて無理💦

期限付きだから耐えられたんだ!

 

そう!出すしかない!どんな手を使ってでも!

そうしなきゃこの子に会えないんだ!

 

絶対に会う!

 

その時ピーン!と 自分の腹の事態に腹をくくった。

そこから私には出産に対する不安ではなくやってやる!という意気込みに変わっていた

捉え方 考え方  それだけでこんなに違う!

 

それまでもうちの母の突拍子もない捉え方に 狼狽えたことがあったが、

たぶん、私もその仲間入りした!そっち側になった瞬間だった

 

 

実際、私の初産はいわゆる難産。

陣痛が来て 病院に入り 微弱陣痛で丸2日くらい分娩台で苦しんだ

痛さと苦しさで朦朧とし 最後には私の体力の限界ということで

吸引。さらに看護婦さんから暴力レベルの強さでお腹の上から押されてた

 

 

でも、私の胸の中では「痛い!辛い!やめたい!」は、なく

「どんな手使っても出してください‼︎」だったので もう、会陰が裂けても全然オッケーマインド

 

オギャー

あ、出た。。。

よかったぁ

下半身、ぐちゃぐちゃかも。。。

麻酔をしていないのに感覚がなかった

 

帝王切開一歩手前

力尽きて分娩台に横たわる私の大切なところに

ライトを当てて 先生がチクチク縫合してくれていた

でも 無事、赤ちゃんに会えた✨ 涙が止まらなかった

 

母は強し!そりゃそうだ。

 

この経験をしているか、否かで腹の据え方が違うから

 

辛さを乗り越えてでも 辿り着きたい事がある

これほど人を強くさせるものはない

 

間違いなく今の私のコアになっている経験

 

ノブリンの「考え方をかえてみた」シリーズ まだまだありますよ!

あ、このショッキングな出産に パパは、ビデオのスイッチを押さずにずっと構えていたという♪

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