震災の日の覚悟

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覚悟

私は今まで何回覚悟してきたか?

子供のころから

中学 高校 大学 就職 

結婚 妊娠出産 子育て 

ハンドメイド作家 そしてオンラインで講師

私の歴史年表を書くとしたら

こんな感じの時代分けに

ふり返れば

その都度 それなりの覚悟をすることで

新しい私に会えてきた気がする

これらの覚悟は本当に大切で

今までの自分を自分で追い込んだり押し上げたり

ものすごいエネルギーを使って

その先に進んできたと思う

こうして

こんなブログを書いているのも

私なりの覚悟の積み重ねでたどり着いたカタチ

今日は東日本大震災の日

あの日、母として覚悟した

親戚がいない仙台という土地で

震災後の数日を

3人の子供と過ごした

マンションにいた私は

あの時の地震が

あまりにも大きすぎて

地球最後の日なのか?!

爆弾が落とされた?!

それとも知らない間に

ドッキリで大がかりな装置で

部屋を揺らされているのか?!

それくらい凄い揺れだった

でも

どこか冷静で

激しい揺れに耐えながらも

頭の中では

家にあるお米や小麦、水、おむつの数を

冷蔵庫にある食材・・・

子供達に何日食べさせられるか

カウントしていた

「キャンプ道具もあるし

ガスコンロもあったな・・・

なんとかなりそう」

実は主人は海外出張中

たぶん成田に着いたとしても

仙台には帰って来られないことも

合点していた

まだ余震が残るその夜は

マンションの一階エントランスで

各家から布団を持ちより

住人みんなで寄り添って寝た

みんな不安だった

どうしていいのか?

何が正解なのか?

日常が一変しすぎて

多くのことを考えられなかった

でも私は

不安より

必ずこの子たちは私一人でも

何が何でも守る!

という覚悟が胸を占領していた

頭に浮かんだのは

小さいころ観た

風と共に去りぬの映画のワンシーン

スカーレットが

荒れ果てた故郷に戻って

惨状を目の当たりにしながら

口惜しさとやりきれなさと

そこから湧き上がるハングリー精神で

二度と飢えたりしない

盗みもするかもしれない

それでも家族を守る!

と天に誓う姿

ようやくあのシーンを

身をもって理解した

私の人生の中での

大きな覚悟の一つは

こんな感じ

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